4パーセントルール

どうもさくです。

 

今日は、4パーセントルールについてです。

これは、リタイアに必要な資金は、年間支出の、25倍というのが目安ですよというルールです。

 

年間支出が、300万円なら7500万円、500万円なら1億2500万円というもの。ただし、年金などの収入を計算していません。

 

トリニティユニバーシティモデルとして、アーリーリタイアの方たちには、よく知られています。

 

ただ、このモデルは、過去の高い経済成長を前提にした数字で、今のようなグローバルな少子高齢化社会では、より高い貯蓄が必要でしょう。

 

そう考えると、資産のみによる完全リタイアは、普通のサラリーマンなどには縁がないものだということが分かると思います。

 

普通のサラリーマンは、ストックを目指すよりもフロー。そのためには、低い収入でも長い期間働くことがポイントになります。

 

短期集中型はかなり難しい。

 

このため、さくは如何に楽に頑張らないで働いて、給料や社会保障を得るかが重要だと考えているのです。

 

とりあえず、今日はここまで。

ではでは

ストックよりフローが大事

どうもさくです。

 

これからの時代、ストックよりもふが重要になってきています。理由は、長寿化。

 

日本でもアメリカでも、がんの死亡率が年々下がってきており、今後、さらに下がることが予想されます。

 

このため、従来より、老後の期間が長くなり、資産形成が重要な問題となっています。

 

しかし、多くの研究により、貯蓄、つまりストックによりなんとか生きていくのは困難な時代になってきています。理由は、取り崩し期間が長いことと、投資収益率が低いこと。

 

長寿化が進むと、老後はさらに長くなります。30年かもしれないしもっと長いかも。しかし、これをストックに頼るのはかなり苦しいです。だいたい、いくらストックがあれば安心かもわからないのです。一億あれば安心でしょうか?もっとでしょうか?

 

基本的に確率的な問題となってしまい、いくらあれば安心という数字はありません。

 

投資に頼るにしても、現在の金利は非常に低いです。株式も経済成長に、依存するので、人口が減少する日本では、高いリターンは望めません。

 

つまり、従来の人口増加社会での、ストック型の老後対策は効果が弱くなっています。必ずしも、貯蓄がいらないというわけではないですが、それよりもフローで補うことが重要なのです。

 

これからはストックよりもフロー。単純に、長く働くことが老後対策の基本になるのです。

 

長く働くことは、これまで経験したことがない世界を生み出します。

60や70になって若いときと同じように働くことはできません。多くの対策が必要になります。

 

今後は、その点も考えていきます。

 

とりあえず、ではでは。

less is more

どうもさくです。

 

今日はless is moreについてです。

少ないことが、価値が高い。

 

そんな意味でしょうか。

 

貧乏人は物が多い。そんな話、良く聞くのでは。貧乏、暇なし。

 

あまり、うまくいってないときは、逆に物資的にも行動的にも量が多くなるものなのでしょう。

 

本当に必要なものを理解していれば、物は少なくてすむ。また、本当に必要な行動だけしていれば、忙しくない。

 

如何に、行動でも、物資でも、本当に大切なものだけに絞れるか。

 

この時、大切なのは効率ではないこと。効率の高い物から順番に埋めていくと、時間も、空間も、結局、平均リターンが下がる。

 

ベストのもの以外はいらない。暇でよい。ベストの行動以外は、何もしない。大切なことだけに集中する。

 

そんなお話。

less is  more

 

ではでは

コストを下げる

どうもさくです。

 

今回は、コストについて考えていきます。さくの考えでは、日本人はコストをかけすぎだと考えています。

 

なんのコストか?

 

仕事に対するコストです。ほとんどの、サラリーマンは得られる給料に対してコストを払い過ぎだと思います。

 

サラリーマンにおけるコストってなんでしょうか?それは、労働投入量です。

 

日本のサラリーマンは、貰えるサラリーに対して、労働を投下しすぎです。このため、世界第三位の経済規模を持ちながら、豊かさが実感できない生活を強いられるのです。

 

具体的には、無駄な会議や、無駄な飲み会、無駄な残業。仕事が終わったらさっさと帰れば良いのです。

 

最近流行りの言葉で言うと、生産性が低いのです。

 

よく生産性を上げようとしても、実感として乗り気じゃないのは、別に給料が上がる訳じゃないから。生産性上げて、人より早く仕事が出来ても、給料は上がりにくいです。それどころか、売り上げも上がらないかもです。

 

経済学っぽく言うと、需要は構造的に決まっていて、価格や品質に対する感応度がかなり低い状態になっています。だから、頑張っても頑張らなくても同じ。生産性を上げる必要性がない。

 

この問題の解の1つが、市場で価値を見出す。つまり、転職市場などでフェアバリューを付けてもらうこと。

 

でも、それは実際難しいときもある。ならば、目指すべきは、労働投入量を減らすのです。確かに、自分の価格は変わらない、給料は変わらない。でも、労働投入量が減らせれば、疲れない。早く帰れる。休みが、取れる。自宅に仕事を持ち込まない。自己研鑽をしなくて済む。

 

余った時間を、他の有意義なことに使える。これが、日本型の生産性の向上の形です。

 

とにかく、サラリーマンのみなさま。会社で手を抜きましょう!

 

ではでは

 

 

長生きリスクと、早死にリスク

どうもさくです。

 

金融機関に勤めていると、セールストークとして人生100年時代を強調することが多いです。

 

基本、長生きリスクには、長く働くという単純な解しかないのですが、なぜか、資産運用や保険などの金融商品をおすすめするという自分本位の行動を取ってしまいます。

 

今回は、長生きリスクではなくて、早死にリスクについてどうバランス良く対処すべきか考えていきたいです。

 

まず、ポイントは、金銭面については公的な助けを使うべきだということです。残された家族の問題は、第1に、生活保護や、公的な補助を可能な限り使うこと、加えて公的年金は保険機能も有しています。また、多くの企業では、遺族向けの補助や遺族退職金などの制度があります。こうした公的な補助や、企業の補助が最優先で、それで足りない分を私的な保険や、年金で賄うべきです。

 

また、残された家族は基本的に働くことが前提となるため、無理に多くの保険をかける必要がなく、多くの人は保険のかけ過ぎが問題と、なります。基本的に、貯蓄性の保険は将来への保険をかけ過ぎで、また、手数料が異常に高いため保険能力がコスト見合い低すぎます。

 

将来に対して、保険をかけ過ぎなのは、仕事に対しても言えます。本来なら長生きするのであれば、長く働く必要があるのですが、普通の人は、そんなに長い期間働くことに耐えられません。

 

このため、本来ならより柔軟に人生の時期に応じて、働く期間と休む期間を作る必要があります。しかし、多くのサラリーマンはそうしません。人生のほとんどを連続して高齢になるまで働き続けます。

 

これは、将来のリスクを恐れてのことだと思います。再就職のリスクがあれば、なかなか今の仕事を辞められません。でも、この長期間拘束のフルタイムの仕事を続けることは、その人の人生で本望なのでしょうか。

 

この時、早死にリスクという新たなリスクが、新しくは本来ないのですが、生まれてきます。

 

この点、また今度深く考えていきたいです。

 

ではでは。

 

わからない時は黙る

どうもさくです。

 

今から、10数年前のこの。さくは、東京駅近くに当時あったヘッジファンドに二カ月ほどインターンをしていました。

 

当時、右も左もわからない学生で、金融や経済なんてお勉強程度しかしていませんでした。

 

初めて、東京で生活して、初めて、社会人として生活して、その時、多くのことを学ばせてもらいました。

 

その時、教わったことの一つが、わからない時は黙るということ。これは、一般的な教えとはかなり違う考え方だと思います。一般的には、わからないことがあった場合、発言をして議論して、正しい解に近づこうとします。

 

しかし、そのヘッジファンドでは、黙ることを推奨していました。理由は、簡単。運用においては、間違った情報が少しでも混じると正しい判断ができなくなる。金融の世界では、少しの判断ミスが、即マイナスのリターンとなる。この、マイナスのリターンというのは、金融独特の問題で、取り返すのに相当の時間がかかってしまい、プラスのリターンを相殺してしまう。

 

つまり、プラスのリターンを作るファイプレイとマイナスのリターンを、作らない堅実なプレイは、金融において同等の価値を持つことになる。

 

ということで、そのヘッジファンドでは、確実な情報以外は、少しでもあやふやな情報が混じった場合、わからないと同等であり、発言をしない方がよいとしていたのです。

 

いかがでしょう。

現在の、風潮とかなり違う考え方だと思います。リスクを恐れずチャレンジしていこうという標語は、いろんなところで見聞きします。

 

でも、こういった考え方もあるんだなと、ご紹介しました。

 

ではではー

頑張らないという戦略

どうもさくです。

 

今回は頑張らないという戦略についてです。なぜ、この戦略が有効かというと逆張り戦略だからです。つまり他人とは違う戦略。

 

世の中の本屋に並んでいる書籍のほとんどは、最高の成果を出すものや、効率的に生きる方法など、リターンを上げるものばかり。リスクを恐れず、挑戦するべきだという論調が並んでいます。

 

でもね。でもですけど、そんなにリターンを追い求めて、ほんとに良いことあるのかしら。

 

自分の過去を振り返ると、中高生のときは、部活にのめり込み、高校最後の半年は大学受験に時間を使い、大学生のときはプロスポーツ選手を目指して、サラリーマンになってからもファンドマネージャーで一人前になるために努力したつもりです。

 

でも、なんか得られたかというと結果、そこそこの給料。そこそこの生活。

 

ま、これはこれでよしと。

 

でも、その代償として自由というものを失っています。さくは、ここに来て人生の戦略の大転換に迫られてしまいました。

 

今までの、最大効果を狙った戦略から、一定の効果のもと最小コスト、最小リスクを狙うべきだと。

 

自分に必要な効用、効果がさほど高くないということが、中年になりわかってきました。さほど、高い料理を食べても、B級グルメを食べても、さくは満足度が変わりません。

 

広いおうちより、コンパクトな家が良いです。洋服もだいたいUNIQLO

 

頑張る必要がないんです。

 

で、あれば如何に頑張らないかがポイントになるのでは。

 

そう考えると、今後さらに頑張らないを極めていこうと、さくは考えています。

 

今回はこんなもので。

 

ではではー